Yardsticks for professionalism

2007年 11月 30日

先のエントリで “やめること” にこだわる必要がないと感じたのは、その道を追求して進んでいくのか、あるいはどこかで立ち止まって遊んでしまうのかは自由であるけれども、放棄してしまう必要はなく、自分が “どこに立って” いて “どこを向いている” のか を把握していれば良い、ということに気が付いたからでもある。人の物理的な移動や書籍の流通からインターネットへと伝達手段がより便利になる現在 “Professional amateurs” あるいは “Prosumer” という言葉が登場するに至るが、時代に影響されず目標を見失わないための目安として次の2つのことを念頭に置くようにしている。

  • 問題解決の速さ
    あらゆる現象は問題を解決するために働いている。この速さは道の理解度や習熟度となり生産性の高さとなって表れるが、インターネットという道具がその助けとなっている要因の一つであることは疑う余地がない。
  • 他人と比べない
    羨望や否定という心は個性や独創性を失い自我と苦しみを生むだけである。またこれは、”常用デザイン―21世紀を生き抜くデザイン (常用デザインマニュアル)” でも “プロになるための3条件(自分を否定しない、他人の作品と比較しない、完全を求めない)” の一つに同義として紹介されている。

ではこれらの意識が低い人がアマチュアなのか、と言えばそうではない。専門職業家と愛好家の枠組みはまた違う視点での区別(いつか別途)が必要になるが、これら2つの目安はそれぞれの枠組みの中で使うことができるだろう。あるいは人生という大きな枠組みを設定としても良い。

選択肢が多く自由に道を進むことができる一方で、計画や戦略的に続けて行く難しさ(問題解決能力が低いことに起因するものだが)を実感する今日この頃である。

最も大切な事は研究ではなく、実行である。

このタルムードの教えもまた色褪せることがない。

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