Fw: 一部の広告系クリエイターの仕事って堅気の仕事か?

2008年 7月 11日

事象の永続性と価値について考える機会があった。しかし、代理店への愚痴というタグで釣られただけのような気もする。

一部の広告系クリエイターの仕事って堅気の仕事か? | 住 太陽のブログ
機会があったら、泡みたいなキャンペーンサイトとか泡沫短命商品のプロモーションサイトとかを手がけているクリエイター諸氏には、一体どういう了見でそんな仕事をしているのか聞いてみたいものです。

案件や納品されるデータに罪はないし、長命であるから素晴らしいという理由は存在しない。その案件の役割を把握すれば、それが如何に短命であろうとそこから学ぶことは多く存在する。また、短命なページ制作があるからこそ息の長いページ制作も存在するということを念頭に置いているから、という了見になる。

洒落(しゃれ) – 語源由来辞典
洒落の語源は、「晒れ(され)・戯れ(され)」が転じたとされる。
「晒る(さる)」は、長い間、風雨や日光に当たり、白っぽくなるという意味が原義。

この日本語が示すように、余計なものが省かれて時間をかけて存続する様は誰もが好む姿ではあるが、短命なものには、より強い印象や巧みな技を一つ必要とする俳句や短歌のような面白さがある。

アプリケーションではなくページとしてのウェブ制作には、公開時間を性質に2つに大分類することができる。1つは CRM や IR といったコーポレートサイト、これはパンフレットのような紙媒体にのみ近く永続性の高い性質のもの。もう一方は、隠れ蓑に悪者扱いされているキャンペーンなど、紙媒体に例えるとフライヤーやスーパーのチラシのようなものになり、紙媒体に加え、映像媒体の人間が参入することが多い。(古のフラッシュ案件など、ここに問題が潜んでいる場合が多い。)

どんな案件であれどんなクライアントであれ、アジャイル式でもウォーターフォール式でも、コンペ参加依頼や試作品、仮組やモックアップ、デザイン案、アクティビティ図といった資料の提出を仕事相手が望むことは不思議ではないので、キャンペーンという案件の性質よりも代理店の間にある別の不満を根底に原因として持つ質問なのだろうと思った次第でもある。

率直な感想は、この制作者と代理店(担当者)の組み合わせでは現状どんな案件でも良い仕事ができないだろうな…と。