以前使い勝手について話題にした楽天市場のサービスに関して、巷では別件で話題になっているようだ。
F’s Garage:なんだこの楽天叩き。
この話には、2つの叩きベクトルがあって感情論が交錯してる感があるので整理したい。
1.閲覧できる個人情報を、CSVでまとめてダウンロードする場合は1件10円取るというビジネスの話。(要はえげつないですねという話)
2.個人情報がダウンロードできますよ、という問題
楽天市場を iTunes App Store に置き換えると、Apple からソフトウェア購入者の情報を(手数料也の対価と引き換えに)入手できるようなもので、第三者への利用が規約に書いてる範囲であれば全く問題のない話だと思う。ここで疑問なのは、楽天市場はそもそも取引を購入者と直接行うもので、メールアドレスや発送先住所といった個人情報を改めて一括で取得する必要があるのかどうかということだ。また、数年前の ISO 取得という流行で知っていた5000件以上を所有している要件についても、改正の動きが最近あるということを知った。
個人情報保護法施行令改正で意見募集開始 – 市販名簿を保有件数から除外:Security NEXT
個人情報保護法の施行令では、同法の対象となる個人情報取扱事業者について、個人情報を5000件以上を所有していることを要件としているが、今回の改正案では、加工せずに所有している市販名簿について件数から除外する規定を追加した。
市販名簿は、不特定多数が購入できることから安全管理義務を課すことは酷であり、個人の権利を侵害する可能性が低いとして、従来より除外されているカーナビや電話帳と同様の扱いにするとしている。
ここで一つ問題があるとするならば、楽天が販売していれば「市販名簿」の類いになるだろうし、手数料としていれば「市販名簿」にならないことだろうか。これはもし店舗が何らかの理由で漏らしてしまった場合、法的に抜けられるようにしている消極的防衛策なのかもしれない。
一方、今件で本質的にあると考える興味深い問題は「何故アンチ楽天が多いのか」ということだ。先に述べたような楽天の低い利便性や在庫を持たない手抜き体質について、違う方向を向いているアマゾンなどと比較すると「利便性について、どこまでの未来を構想し、追求しているか」ということから得られる信頼の低さが、利益追求最優先企業だと判断(ブランディング)されてきている理由の一つになると思う。また、日本語唯一圏において、もちろん起業直後に勝ち残ったことは評価できるが、競合がヤフーオークション、価格コム、ゾゾタウンのような、いずれも在庫を管理しない類似サービスだということも一因になるだろう。
Wii の出前チャンネルを試してみた。元々出前館はヘビーユーザーである。
Wii.com JP – 出前チャンネル
出前チャンネルは夢の街創造委員会株式会社がお客様に提供するサービスです。
夢の街創造委員会株式会社 任天堂のWii®で「出前チャンネル」がスタート PDF【69kb】
残念なことはアカウント情報が提供されなかったことだ。また、Wii で Gmail の入力を禁止していたのはフリーメールだからだろうと疑っている。
このサービスは、出前のシステムが2人前からとなるような合計金額を一定条件以上からの注文となるため、iPhone やノートパソコンより大きな画面で表示できることが最大の魅力だ。しかし、今件やはてな社との協業など関西の企業による任天堂との連携を見ると、シャープの液晶を使ったゲームウォッチを思い出す。iPhone の移植版が版権に関係なく販売されているが、いつか訴訟するのだろうか。
山内溥 – Wikipedia
インベーダーゲームがブームの時にタイトーのスペースインベーダーを模倣したアーケードゲームを販売し、当時のテレビのインタビュー[2]では「遊び方にパテントは無いわけです」「これからの娯楽業界の発展のためには、むしろこういった新たな技術(ソフトウェア)を互いに公開・交流することが大切」といった旨の発言をした。当時はソフトウェアの著作物としての解釈が決まっていない時期ではあるが、ある意味“開き直った”とも取れるこの発言は、道義的な問題に反するものではないのかと受け取る人は、現在でも一定数存在する。また、後に任天堂が起こした数々の著作権がらみの訴訟をみると大変皮肉である。
と思って確認してみると、ストアでは購入ができなくなっていた。オクトパス風味に部品を変えていたり…。すると、途端に意欲が失せるから不思議だ。LOL
更新:山内氏のウィキペディア項目で印象的だった部分を引用する。
山内溥 – Wikipedia
それ以前は舶来の博打の道具としてしか認識されていなかったトランプを「ディズニーキャラクターを絵柄に使う」「遊び方の簡単な説明書を同梱する」と言った手法をとることで、家庭の団欒のための玩具として再定義することで任天堂のトランプは爆発的に売れ、一躍業界のトップに躍り出る。
iPhone も携帯を再発明したと Apple 自ら言っているように、既成を片手に、新しいアイディアをもう一方の手に持って再発明すること、それが利便性の高い世界を作り上げるために必要な革新への方向と言えるだろう。
さらに前回から引き続きの一週間後(最近の審査体制は週末に一括して配信しているのかも)に、iPhone Human Interface Guidelines に反したインフォボタンの使い方をしているという理由で再度登録審査に失格するということになってしまった。最初に言って欲しいという気持ちもあったが、Appleの審査体制が改善されたか、あるいは、初期登録からアップデートの段階を追う毎に(つまり、売れ続けているアプリに対し)ジュニアからシニアへと審査担当者が変わっていく事になっているのか、いずれにせよ、全てのアイコンを作り直すことにした。
グーグルのトップデザイナー辞任の弁:Google’s Top Designer Leaving
ついこの間もボーダー幅を3か4か5ピクセルかで言い争いになって、そんなに言うなら自分の主張が正しいことを証明しろと言われたさ。こんな環境では、やっていけない。こんな瑣末なデザインの決め事で口論なんて、もううんざりだ。この世界には対処しなくてはならない、もっとエキサイティングなデザインの課題が他にあるのに。
数学的に証明することはできないが、協業するデザイナーに最低限のお願いをしたいことは「ピクセル数を整えよう」ということだ。これは、ActionScript で1pxの縦区切り線を計算で配置していた開発者が数値を整数にしなかったために表示がボケていた、という経験から分かるように、何もイラレ屋さんに限った事ではい。

個人的にはフォトショップでパスが使えるようになった頃からイラレに触れる機会が減っているが、それでも昔はイラレ上でPSDやEPSを配置していたと懐古する。PowerBook 1400 は重たかった反面、今の iPhone と処理能力(CPU)と方法(シングルタスク)が同じなのは面白い。