日本の町並み

2009年 7月 28日

建築の設計の仕事もしていた彼に、「欧米のウェブサイトが格好良いものが多いのにくらべてどうして日本のウェブサイトってかっこ悪いものが多いのかな?」と聞いたところ、「それは、日本人が格好悪い建物や街に囲まれて育っているからだよ」という答えが返ってきて、とても納得だった。

引用元: フォントをヒラギノ丸ゴシックに変えました : 僕は発展途上技術者.

日本住まいが長い日本人が内からの観念で言うと引用した意見は自然だと思う。しかし成田へ外国人を迎えに行き東京に向かうまでの町並みが田園風景から徐々にビルなどの近代建築と瓦屋根が混在する風景になると途端に「アメージング!」と言い出すものだから外からの観念はまた違ったものがあると思う。一方で六本木に連れて行くと、学生や企業戦士、公務員、893、ドラッグディーラーなど多様な種類の人間が一つの街にいることに「クレイジー」だという意見が多数を占める。

確かに海外に遊びに行くと「夜のこの通りには絶対に入るな」と言われる所が多い事が分かるが、知る限りで日本にそのようなところはほぼ存在しない(個人的に恐ろしかったのは名古屋の中央公園)。しかし90年代くらいから話に聞くところで、ローマの公園やマイアミの浜辺で一人野宿をする日本人女性旅行者や、スラムを体験したいと再開発前のNYハーレムの雑居ビルで寝泊まりをしたり(子供とカメハメ波ごっこをして遊んだとか)、あるいは芸能人に影響されてバンコクのカオサン通りにキスをするような日本人は多く存在している。これは海外という内にいる彼らの観念で言うと上述したことと正反対の部分で一致する。

つまり、どの環境や観念が良いとか悪いとかの問題ではなく、自分の状況を整理/判断し正しい場所に立って準備をするという Eric Schmidtのスピーチ にあるようなことが実践できるかどうかにあると思う。実際に日本国内では低い評価のものが海外で受けるという状況はこのようなことが根底にあるだろう。

P.S. なぜ iPhone アプリがブラジルで大ヒットしているのかは謎のまま。

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