Archive for 11月, 2009

Magic Mouseの左右スワイプにSafariのタブ移動を割り当てる

11月 28 2009 Published by hkitago under Snow Leopard

Apple Magic Mouse は Mighty Mouse の最大の欠点である、使用頻度に比例してホイールに蓄積する埃等により動作しなくなるという問題を iPhone や Macbook Pro のトラックパッドの技術を応用し改善している。特に二本の指を使ったスワイプ動作は、従来のホイールでは再現することができないという点で画期的なものだ。ところが全てのアプリケーションに共通してその挙動は「戻る」と「進む」が設定されており、Safari とタブブラウジングを多用する身としては些か使い勝手が悪いので次の文献を参考に Snow Leopard を改造することにした。

How-to: Enable Expose and Spaces for the Magic Mouse

  1. MultiClutch 環境設定パネルをインストールする。(全てのユーザー用がオススメ)
  2. 最新の SIMBL プラグインをインストールする。
  3. My Tech Spot が公開している Multiclutch X64 SIMBL プラグインをダウンロード(記事に紹介されている直リンクと、最近更新された投稿へのリンク)し、/Library/Application Support/SIMBL/Plugins に配置する。
  4. 手順1の MultiClutch プラグインを /Library/InputManagers から削除する。

そもそもの MultiClutch 環境設定パネルというのは最新の Macbook Pro でお目見えした複雑なジェスチャーによる操作が可能なトラックパッド用のもので、それに加えて Snow Leopard に対応した SIMBL プラグインを利用することで Magic Mouse のジェスチャーを拡張している。

後は環境設定のその他カテゴリにある MultiClutch 環境設定から次の様に設定をした。
MultiClutch 環境設定を設定 この部分はマックユーザーであれば直感的な設計であると思うので省略するが、気をつけることはタブ移動のショートカットをコマンド+シフトに加えて左右矢印キーではなく、”[" 及び "]” を割り当てることだ。これは、近年矢印キーはウェブアプリケーション等 JavaScript に割り当てられることが多いということに理由があり、元々は矢印キーが一般的な設計だったのだが Apple もそれに気が付いたらしく、恐らく移行期間となっているのか現在二通りの方法が示されており、その違いというのはウェブページ内のフォーム要素にフォーカスしている状態でタブ移動ができるかどうかにあるが、この辺りもお好みで、ということになる。

最後に MultiClutch への寄付もお忘れなく。Thanks Will! :-)

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何故日本でiPhoneの販売数が伸びないのか

11月 23 2009 Published by hkitago under iPhone,ビジネス

先日参加した「スマートフォン市場における iPhone & Android の今後のビジネス展開」というセミナーでは、国内の市場の方向性を決定する存在でもある、ケータイのソフトウェアベンダーがどのような価値観を持っているのかについて伺い知る事ができて参考になった。特に質疑応答の中で「何故日本でiPhoneの販売数が伸びないのか」という回答が、発表者の個人的主観であると前提はあるものの、以前から繰り返されていることではあるが、直接聞く話として確認ができたことは有意義だったと思う。その部分を iPhone のボイスメモから切り出したので興味がある方は聞いて頂きたい。(録音と流用の禁止は通知されていなかったのだが、もし問題がある場合はご連絡願いたい。)

大筋では Phil Shiller 来日報告に関する 2ch まとめブログで分かるような内容ではあるが、細かい所で2つ思うことがある。それは、凡そ一年間世界中からフィードバックを頂いた経験から把握はしていたが、iPhone 利用者はウィンドウズ OS の利用者が多いという調査結果があるということと、関連した戦略として Apple は iPhone の販売を Mac OS へのスイッチキャンペーンの一環として利用しているのだろうということだ。事実その効果は、最近の決算報告を見るとうまくいっていることが分かる。

C2Cのウェブを絡めるサービス/アプリケーションの開発者としては国内ケータイや iPhone の善し悪し、あるいは非接触通信などの技術はどこの国が開発したかというような問題を捉えるのは二の次で、人の問題を解決したり目的までの手間を軽減するために、利便性や柔軟性の高い開発と実行環境が揃っていればこちらで対応するので何でも良く、もっとハッキリ言えば国内の iPhone 販売数自体興味が薄い、というのが本音だ。ただ先にも述べた様に今回聞いた内容は、携帯端末の国内市場がどちらの方向にどのくらいの速度で転がって行くのかを予想する上で役に立ったと思う。

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