縄張りと柔軟性
世間的な災害の報道も加熱を過ぎた様なところで、組織論についての考察。
@may_roma 日本の官僚機構の特徴でしょう。「ジェネラリスト」という美名のもと、あちこちを異動しまくって、結局何が専門かよく分からんという。真のジェネラリストって、専門を持った上で、幅広く知識を持ってるということだと思いますけどねぇ。
育児のためにラブホテルが立ち並ぶ渋谷から少し郊外に引っ越して、代理店からの受託開発が減ってきた(この点にも大いに問題はあるのだけど…)頃にフリーランスとしての現状というか、生業を継続するために選んだ道の一つが iPhone アプリ開発だったのだけど、その時に読んだ「Eric Sink on the Business of Software 革新的ソフトウェア企業の作り方」には「小さな会社」と「大きな会社」では働く概念の差異があると述べられている。
- 小さな会社では、ほどんどの人が複数の役割を担う。(中略)ここで鍵になる考え方は柔軟性だ。
- 大会社ではもっとスペシャリストが多い。(中略)ここで鍵となる考え方は縄張りの遵守だ。
この2つは非常に異なった文化であり、それが交わるときには酷いことが起きやすい。
組織という点で考えるとこれは会社に限ったことではない。大家族であれば、父親は仕事だけ、母親は家事や育児だけという専門性を持って生活することができるだろうが、近年の核家族において同じような概念や規則で動いていると、どこかでストレスや不満が溜まりどちらか、あるいは両者が破綻することが容易に想像できる。
という訳で、自分の職種にも「デザイナ」や「プログラマ」と書かずに「開発者」を名乗っている理由がそこにある。その昔に Bill Joy が提唱していた “The small system methodology” も然り、近年のベンチャーキャピタリストが言うことも然り、過去のレトリックに惑わされることなく自分の置かれている状況と対応についての区別は明確にしておきたいものだ。
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フリーランスのウェブとiOSアプリ開発者で一児の父親。JavaScript, ActionScript, AppleScript, PHP, SQL, ObjCの読書実行試験運用管理を生業とし、BIND, SMTP, APACHE を MacBSD, FreeBSD, Mac OS X で使い、エディタは Vi, mi, Kod と遷移して現在は Smultron、そして Coda と Xcode の IDE を重用しています。作業の自動化や効率化の導入を応援しています。