Macで再生する音を録音する

Mac の QuickTime Player 10 を使い、ブラウザで表示するストリーム配信の番組を(私的利用を目的として)画面収録したり、携帯の着信音を作るのに録画機能の無いゲームエミュレータの音を(こちらもくどいけれども、私的利用を目的として)オーディオ収録する場合は Soundflower をインストールして使うのだけど、久しぶりにやろうとして設定をググった挙句に日本語のブログを漁るとどれも「録音中に音は鳴りません」と書いてあるものだから仕方なく過去のタンブラ投稿を探して、正しくモニタリングしながら録音する方法がグーグル検索の上位になるように投稿します。

http://hkitago.tumblr.com/post/102015637138

作業環境は、OS X El Capitan バージョン 10.11.6、Soundflower 2.0b2、Audio MIDI 設定 バージョン 3.0.6 を使いますが、上記に引用したのは2年程前でしたし、OS X のオーディオ設定周りはあまり変わらないので OS X のバージョンに対応する Soundflower がインストールされていればあまり気にする必要はないと思います。そこでこの引用をさっと訳すと、

  1. Soundflower をインストールします。
  2. Audio MIDI 設定.app を開き、ウィンドウ左下にある(+)ボタンを押し、「複数出力装置を作成」を選びます。
  3. 左側のアイコンが並ぶ装置一覧に「複数出力装置」が追加されるので、アイコン左横にある三角矢印を押し、「内臓出力」「Soundflower (2ch)」「Soundflower (64ch)」が含まれていることを確認します。
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  4. QuickTime を開き、メニューバーから「ファイル>新規画面収録」コマンドを選びます。(音だけの場合はもちろん「新規オーディオ収録」で可)赤い録画ボタン右横にある下矢印ボタンを押し、「Soundflower (2ch)」あるいは「Soundflower (64ch)」を選びます。
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  5. 以上で収録を始めると、音を聞きながら録音、録画することができます。

となるのですが、実はこのままでは録画、あるいは録音したファイルに音データが含まれないという失敗になるので、多くの日本語記事にもあるように出力先を変更する必要があります。但し、今回の設定環境では出力先を 2ch や 64ch ではなく、「複数出力装置」とする必要があります。もちろん環境設定を開くという手間を省いて、オプションキーを押しながらメニューバー右上のスピーカーアイコンを押すと簡単に出力先の設定ができます。
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更に出力先を「複数出力装置」に変更した場合、キーボードの音量設定ボタンが無効になってしまうので、調整は Audio MIDI 設定.app で行います。「複数出力装置」に含まれる「内臓出力」を選択し、右側に表示される両チャンネルのスライダを変更することでも良いですし、収録前にスライダを設定しておきつつ、モニタ中に煩くなったら下図のようにマスタの消音チェックボックスを入れるという方法も可能です。
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最後に注意点としては QuickTime で収録ボタンを押す前に、その下部にある音量スライダが左端にあって音声出力しないようになっていることを確認する必要があります。もしスライダが右方向にあって収録を始めるとハウリングの嵐に巻き込まれて…(略 そんな時は慌てずメニューバーにある収録中止ボタンをしましょう笑)

投稿者: hkitago

個人事業主でウェブと iOS, Android アプリの開発者で一児の父親。JavaScript, ActionScript, AppleScript, PHP, SQL, ObjC, Swift, Java の読書実行試験運用管理を生業とし、Bind, Postfix, Apache を MacOS で使い、エディタは Vi, mi, Kod, Smultron, TextWrangler を経て Coda, Xcode, Android Studio といった IDE と CotEditor を重用しています。