Macを買ったらやるべき4つ目のこと

最近まで「一人一台の iPad(タブレット)」という理想を持っていましたが、外出先で本を読むには5インチ超えの携帯端末を所有している事や、Youtube や Amazon プライムといった映像を視聴するには大画面で AppleTV の体験の方が優れていると気が付いた事もあって、そろそろコンピュータ教育を始めても良い頃かなと思った子供の10歳の誕生日を契機にマルチアカウントで使う MacBook 2017 (1.3GHz Dual-Core Intel Core i5) をリビングに導入しました。

そこで初めて MacOS を使う子供用のアカウントを設定していたところ、過去に書いた「Macを買ったらやるべき」3項目

  1. システム環境設定>キーボード>ショートカット>キーボード>次のウィンドウを操作対象にする ショートカットキーを⌘`に変更
  2. Dock に Recent Applications のスタックを作る
  3. スクリーンキャプチャの保存先を変更する

に追記すべき事柄があったので一応記しておこうと思います。

具体的には、「システム環境設定>キーボード>ショートカット>入力ソース>前の入力ソースを選択」のショートカットキーを「⌘スペース」に変更します。米国の利用者は基本的に入力ソースを変更する必要がないのでタイプしやすい方の割当の変更は不思議ではないのですが、その真の理由は定かではありません。

加えて最新の写真アプリには iOS のスクリーンショット画像を集めるアルバムが自動的に作られている事から、フォルダアクションを使って MacOS で撮影したスクリーンショットも写真アプリへ追加できるようにすると良い気もしています。

当初、Mac mini を HDMI 接続でテレビに出力する方法も模索していたのですが、現状を考えると手が出ませんでした。

http://hkitago.tumblr.com/post/172549008795

最後に、安価な MacBook Air 発売の噂を横目にしつつも、数日触った感じとしては完成度が高く全く不満がありません。

SSD よりも高速なストレージや Intel CPU 脱却話も気になりますが、ハード性能向上は今後どうなることやら。

参考

通知センターの計算機の問題

確定申告の時期ということもあって High Sierra の通知センターにある計算機ウィジェットを使っていたところ、2本指スワイプのジェスチャーで呼び出す度に表示が一定値に固定されるという問題に悩まされました。

調べると幾つか類似の報告がある中で MacRumors のフォーラムに解決方法がありました。

http://hkitago.tumblr.com/post/171078016921

フォーラム内にもこの plist ファイルの中身を覗いてみた人がいらしたので、一応確認しました。

ファイル情報を確認すると High Sierra へ更新する前のもので、察するに前仕様で使っていたファイルが残っていて呼び出す毎に読み込んでいたのだろうかと思います。

報告を見ていると色んな数字にリセットされるようなのですが、面白かったのは MacRumors のフォーラムの2ページ目に同じ “375” になった方がいらしたことです。表示数をファイルに保存して起動毎に読み込んでいたと想像した前仕様にしては奇遇過ぎるので実際にどんな数字を保存していたのかとても気になるところです。

参考:

大文字/小文字を区別「する」から「しない」HDDへの移行方法

以前の投稿でさらっと作業内容の詳細を述べずに進んでしまった次の部分について追記します。

解決方法は「大文字/小文字を区別しない」ディスク形式にするより他無いらしく、一旦別の「大文字/小文字を区別しない」ディスクを用意してデータを往復させることにしました

情報源: photoslibraryを置くディスク形式 – hkitago software development

写真アプリのライブラリを「大文字/小文字を区別する」から「大文字/小文字を区別しない」ディスクへコピーしようとすると当然次のようなエラーを返してきます。

“写真 Library.photoslibrary”はコピーできません。コピー先ボリューム上に同じ名前の別の項目が存在しており、コピー先ボリュームはファイル名の大文字/小文字を区別しません。

そこでまず思いついたのが、TimeMachine バックアップが登場する以前に利用していた rsync コマンドでした。

http://hkitago.tumblr.com/post/169802245421

単に自分で配置したファイル群であればこのやり方で問題が無いのですが、iTunes や写真アプリのライブラリは別途データベースでファイルを管理していて整合性が取れなくなってしまう懸念があって却下しました。

次に考えたのが、ライブラリをコピーする前に実際にどのファイル名が大文字小文字違いで重複しているのかを調べて、iTunes や写真アプリ内からファイル名を変更すればデータベースもそれに応じて変更されるだろうというもので、次のコマンドを利用しました。

http://hkitago.tumblr.com/post/169756177861

iTunes ライブラリではアーティスト名やテレビドラマ名の先頭が大文字のものと小文字のものが混在していたので、アプリ内からそれぞれ変更して対応することができました。

ところが写真アプリでは、編集した写真のファイル名の拡張子を小文字にしてデータを複製するという古い iPhoto 時代の仕様が悪さをしていたようで、アプリ内からのファイル名変更ができず10枚ほどしかなかったこともあってこれらのファイルをファインダー上で順に削除しました。

そして TimeMachine の「今すぐバックアップを作成」を実行し、「大文字/小文字を区別しない」ディスク形式へフォーマット後にデータを3日ほど掛けて戻しました。

photoslibraryを置くディスク形式

Bluetooth の仕様が変更になった影響でポケゴープラスが使えなくなった問題が解決したのでようやく iPhone を iOS11 に更新し年末年始に撮り溜めていたカメラのデータを High Sierra の写真アプリに取り込もうとしたらこのようなエラーを表示しました。

この “jpegvideocomplement” を検索語に調べてみると、写真アプリのデータである photoslibrary が格納されているディスク形式が「大文字/小文字を区別」している場合に起きるということが分かりました。

http://hkitago.tumblr.com/post/169719340056


また原因を同じとして起きる問題に Live Photos (ライブフォト) を読み込めなくなることがあるようで、実際に High Sierra に更新する9月末以降のライブフォトがライブラリにありませんでした。

解決方法は「大文字/小文字を区別しない」ディスク形式にするより他無いらしく、一旦別の「大文字/小文字を区別しない」ディスクを用意してデータを往復させることにしましたが、同じディスクに置いていた iTunes ライブラリなど含めて 2.5TB ほどあるので時間が掛かって仕方ありません。

また関連して、少し前に画面撮影のデータが読み込めない問題があったのですが、


ファイル名に時間を付けないことで回避したように思えて、上述したディスク形式の問題で結局読み込めないという羽目になっています。

今回の教訓として iOS11 と High Sierra へ移行するにはディスク形式に注意すべきでしたが、単に APFS の内蔵ディスクを使う一般的な環境下であれば特に気にする必要がありません。

http://hkitago.tumblr.com/post/169719429926

ただ APFS は SSD に最適化した形式なので、外付け HDD は Mac OS 拡張 (HFS+) のままで十分かと思います。今後写真データは増えて行く一方だと予想できるので、一時的な作業場所として APFS の内蔵 SSD と保管用の HFS+ の HDD とライブラリのデータを分けて管理する必要があるのかなと感じると同時に、写真アプリは起動時にオプションキーを押すことでライブラリの切り替えが容易になっていますが、アプリ内でデータを別のライブラリに移動するような機能があると便利な気がしました。

参考:

ファイルパスをURLに置換してSafariで検証するAppleScript

最近の GUI アプリは AppleScript を呼び出すメニューを持っているので、例えばエディタアプリで書いているコードを Safari で検証したいという時にブラウザでリンクの遷移を辿ったり URL バーに入力する手間が必要なく表示することができます。High Sierra の対応の問題から TextWrangler から CotEditor に乗り換えたことから先に使っていた AppleScript を編集したので紹介します。

今回はユーザディレクトリのサイトフォルダの中にあるファイルを対象にしましたが、MAMP やサイトルートにあるファイルを編集している環境では先頭二行のプロパティを編集してください(もちろんユーザディレクトリ名も)。後半では開発メニューのコンソールを同時に開くようにしていますので最初に使いたいもののショートカットキーにすると良いでしょう。

Coda にも Safari.scpt が同梱されているので、これを改編すれば file:/// スキームでの受け渡しを変更することができるのでお試しください。また Google Chrome を呼び出だす事へ流用する事も容易かと思いますので是非。

参考:

Audio MIDI設定でモニタ音量を調節する

JavaScript の createOscillator で出力した音を録音しようとして過去投稿を引っ張り出してきたのだけど、High Sierra の Audio MIDI 設定アプリのバージョン3.2 (3.2) でモニタする音量を調節することができなくて、一つ変更点がある事が分かりました。

以前は「複数出力装置」に入れ子になっている「内臓出力」にある音量を調節すればよかったのですが、そこが選択できなかったので、並んでいる「内臓出力」から設定することができました。


また、両方のチャンネルのスライダをマウスドラッグで同時に動かすキーコンビネーションがあったような気がしましたがうまくできなかったので、デシベル値を直接入力しました。

参考

HDDの物理障害をDIY復帰

Thunderbolt で iMac に接続していた EyeTV の録画用途に3TBの3.5インチハードディスクを使っていました。


深刻な物理障害は3回目ということもあり、バックアップなどの準備は問題ないのが幸いでした。


と思って検索してみるとこんなのがありました。


アマゾンで安価だったのですが、今回は外れ製品だったようです。


しばらくするとヘッドの異音はなくなり、こんな希望が見えたのでメールで問い合わせてみたところ、PCB 故障の疑いがあるということでした。

http://hkitago.tumblr.com/post/168312509896


そこで回路の修理に無水エタノールを近所のドラッグストアで買ってきました。

eBay で交換用の基板もあったのですが、ファームウェアを偽装するのに一度大陸へ送還するという面倒さもあって断念し、データと電源部分の接点を綿棒を使って拭いてみました。

真ん中上と右下に二つあるネジ穴近くにある3箇所の接点です。

すると、なんということでしょう。


接点復活スプレーという選択肢もありましたが、成分が精密過ぎや価格、など考慮した結果。


結構残っているので眼鏡のレンズ拭きに毎日使っています。

http://hkitago.tumblr.com/post/168313351751


最後に、誤字埋込ばかりで失礼しました。

参考:

High Sierraで不明なログイン項目を削除する

High Sierra へ移行してから気持ちが悪かった事の一つに、システム環境設定>ユーザとグループにあるログイン項目に不明な項目が30個ほど並んでいるという現象がありました。

公式のサポートフォーラムでも同様の質問があり、従来の ~/Library/Preferences/com.apple.loginitems.plist やキャッシュファイルの削除という方法が使えなくなってしまいその時点では有益な回答がありませんでしたが、一ヶ月ほど経ってもう一度確認してみると解決方法を見つけた人がいました。

http://hkitago.tumblr.com/post/166022085256

具体的には、~/Library/Application Support/com.apple.backgroundtaskmanagementagent/backgrounditems.btm をゴミ箱やデスクトップなどに移動して再起動すると直ります。

実際には参考にあるギリシャ語サイトを先に見つけましたが、投稿の日付を見るとサポートフォーラムの方が早いようで流石本家は違うなと感心。

参考:

photoanalysisdプロセスの挙動 High Sierra編

近年更新毎に何かのプロセスが悪さをしてくる MacOS ですが、引き続き photoanalysisd プロセスが昨年のものとはちょっと違った挙動をしていたので紹介します。iTunes と 写真アプリのライブラリは 4TB の外付けドライブに置いているのですが、排出しようとした時に次のようなエラーを返してきたことで発見しました。

そこで lsof コマンドを使って調べてみると、photoanalysisd プロセスが写真アプリを起動していないにも関わらず常時ライブラリの中にあるデータベースファイルを読んでいることが分かりました。これは OS の起動直後から開始しているようで、アクティビティモニタを見ても CPU 時間が圧倒的な数値を記録しています。

hkitago$ sudo lsof | grep /Volumes/TOURO\ Desk/
photoanal 497 hkitago txt REG 1,18 32768 6114807 /Volumes/TOURO Desk/写真 Library.photoslibrary/private/com.apple.mediaanalysisd/MediaAnalysis/mediaanalysis.db-shm
photoanal 497 hkitago 29u REG 1,18 45486080 6114800 /Volumes/TOURO Desk/写真 Library.photoslibrary/private/com.apple.mediaanalysisd/MediaAnalysis/mediaanalysis.db
photoanal 497 hkitago 30u REG 1,18 4152 6114806 /Volumes/TOURO Desk/写真 Library.photoslibrary/private/com.apple.mediaanalysisd/MediaAnalysis/mediaanalysis.db-wal
photoanal 497 hkitago 31u REG 1,18 32768 6114807 /Volumes/TOURO Desk/写真 Library.photoslibrary/private/com.apple.mediaanalysisd/MediaAnalysis/mediaanalysis.db-shm

「強制的に取り出す」を選択すると取り出すことはできた(データベースファイルの破損も気になる)のですが問題は起きなかったので、このことから設計志向を察するにメディアファイルを外付けディスクに配置することは例外なのかと思う一方、近年の SSD の普及などから内臓ディスクの容量は小さくなっていることや、iCloud ストレージを売り出したい意図などを考えると唸ってしまうものがあります。

関連して mediaanalysisd プロセスが DarkWake (ディスプレイスリープ)時に CPU を常時 50% ほど使っていることがあったりとやはり OS アップデートは人柱になること請け合いで、当面は iTunes や写真アプリを使わない時は外部ディスクを排出しておくという措置しかなさそうです。ただ、妻のアカウントでは状況が同じにも関わらず問題が起きないので発生条件は不明なのが不思議なところで、解決方法をもう少し模索したいと思います。

参考:

SSDを増設したiMacを調整

SSD を増設して起動ディスクにした iMac はその後 Apple Hardware Test を行ったところ次のような 4SNS/1/40000000: TH00-9.000 というエラーを返してきました。これは電源分岐を行ったことが原因でハードディスクの温度センサーが接続されていないために起こるようで、言われてみればファンの音が若干大きいかなという気がしたので、iFixit の方法に習って SSD の電源をマザーボードから直接引っ張ることにしました。

電源ケーブルは 922-9862 という商品コードらしいので、eBay で検索して $5.29 (Free international shipping) で中国から発送のものを購入しました。

前回の作業で分解の要領は得ているので淡々と作業を進めて行ったのですが、購入した電源ケーブルの接続部分が逆方向に曲がっていたので両面テープを貼り直し SSD を裏返してくっ付けることになりました。

再度行なった Apple Hardware Test は問題もなく、ファンもおとなしくなり、ようやく修理完了です。

最後にハードウェアネタが続いた余談で、”Apple is Really Bad At Design“ という記事に、電子レンジやテレビを例に「多くの人は部品を交換しないで本体を買い替えるんだよ」というコメントがあり、今回の作業を終えた後だけあって興味深く読みました。

参考: