前回に引き続き、今度は等幅フォントのコードの様なスタイル付きのテキストでメモを保存しようと、同様の機能を追加するサービスメニュー「クリップボードから新規メモを作成.workflow」を作った。インストール方法は前回の投稿をご参照ください。
具体的には一つ目のアクションを次の様な AppleScript で置換した。
try
set theRTF to the clipboard as «class RTF»
on error
set the clipboard to «class ktxt» of ((the clipboard as text) as record)
end try
操作の流れは次の様なものを想定している。
- (マウスドラッグやキャレットブラウジングで)文書内を文字選択
- プレーンテキストでメモを作成する場合は前回の「選択部分から新規メモを作成」を選択
- スタイル付きテキストでメモを作成する場合は、選択部分をクリップボードにコピー(コマンド+C)してから今回の「クリップボードから新規メモを作成」を選択
ところで Snow Leopard になってから Autometor で作成できるサービスメニューは右図のようにコンテキストメニューの最下部に自動的に追加されるようになることが分かった。また一ヶ月使ってみた結果、Gmail の IMAP を Apple Mail で利用している場合に iPhone との同期に削除したメモが幾度となく iPhone メモアプリ上で復活してしまうという面倒な癖を持っている事が分かったので別の投稿として解決策を書こうと思う。
次の様な記事を読んで Snow Leopard 標準のメモ(英語名は Notes)がなく可哀想な気もしたので、Evernote の良さであるコンテキストメニューから文書を作成する方法をメモに適応する方法を考えてみた。
タスクとメモ。あなたはふだん、どこに書き付けていますか? 付箋ですか? MOLESKINEですか? RTMですか? Evernote ですか? スティッキーですか? Googleカレンダーですか?
引用元: ただ1つのツールと心中するべし! – ライフハック心理学.
ところがコンテキストメニューについては、(愛用している OpenMenu X にも言えるのだが)将来この機能は無くなる見通しが強いらしい。
Snow Leopard において、コンテキストメニュープラグインの代替は拡張されたサービスメニューになります。
引用元: Mac OS X 用コンテキストメニュープラグイン.
そこで一手間増える事になってしまうが、Hint: Create new mail or mail note with selected text – Mac Forums を参考に日本語部分を次の様に書き換えて「選択部分から新規メモを作成」という名前の workflow 文書で保存した。
click the menu item "新規メモ" of the menu "ファイル" of menu bar 1
click the menu item "ペースト" of the menu "編集" of menu bar 1

文字スタイルを保持できないのは少し残念な反面、起動の速さを考えると iPhone ではメモを使う頻度が高く、またメモを階層化して保存する必要を感じないのは、いつまで経っても整理や計画化がされていない証拠のような気もするので、一先ずこれで Evernote と併用してみることにした。
Autometor マンドクサ(´A`)という方は、サーバに置いた 選択部分から新規メモを作成.workflow をダウンロードした後にできる “新規メモを作成.workflow” ファイルを ~/ライブラリ/Services に置いてお使いくださいませ。
AppleScript を拡張してコマンド+数字で呼び出せる Safari のブックマーレットと連携するのも面白いかもしれないと思った。
これまでは Transmit と Smultron、SmartCVS という組み合わせでウェブサイトやウェブアプリケーションの開発を行っていたが、Smultron の開発が終了したことで Coda を導入することにした。加えて FireWire 400 や パラレル ATA、冷陰極管バックライト液晶といった旧システムに別れを告げるべくハードウェアを iMac に変更し、まっさらの状態から Snow Leopard にウェブ開発環境を整えることになったので、Coda と Subversion との連携作業について内容を書き留めておく。
- 最新の Subversion を CollabNet からダウンロードしてインストールする。
- Subversion のディレクトリを作成する。(例:
~/svn)
- 保管プロジェクトのディレクトリを作成する。(例:
~/svn/project、実際は上記2と併せて mkdir -p ~/svn/project で一手順とした。)
- Subversion のリポジトリ作成コマンドを入力する。(例:
svnadmin create ~/svn/project)
- 上記4で作成される
~/svn/project/conf/svnserve.conf の次の4行のコメントを外し先頭の空白を詰める。
anon-access = read
auth-access = write
password-db = passwd
authz-db = authz
- 同階層にある
~/svn/project/conf/authz に次の内容を追加する。(斜体のユーザ名は適宜調整する。)
[/]
hkitago = rw
* = r
- 更に同階層にある
~/svn/project/conf/passwd に次のようにユーザ名=パスワードの形で1行追加する。
hkitago = passwd
- Subversion を起動する。(例:
svnserve -d -r ~/svn/project)
更に最後の手順で行った Subversion の起動を OS X の起動後に自動的に行う様に設定する。以前は Lingon というGUIアプリケーションを使っていたのだが、こちらも開発が終了するとのことで Apple が公開している Mac OS X Manual Page For launchd.plist(5) を参照しつつ手作業とした。どちらの場合も管理権限が必要となる。今回は org.tigris.subversion.svnserve という一意の名前で呼び出す事ができるように launchd daemon に登録した。
org.tigris.subversion.svnserve.plist という XML ファイルを次のような内容で作成する。(例:sudo vi /Library/LaunchDaemons/org.tigris.subversion.svnserve.plist)
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE plist PUBLIC -//Apple Computer//DTD PLIST 1.0//EN
http://www.apple.com/DTDs/PropertyList-1.0.dtd>
<plist version="1.0">
<dict>
<key>Disabled</key>
<false/>
<key>Label</key>
<string>org.tigris.subversion.svnserve</string>
<key>ProgramArguments</key>
<array>
<string>/usr/bin/svnserve</string>
<string>-i</string>
<string>-r</string>
<string>/Users/hkitago/svn</string>
</array>
<key>inetdCompatibility</key>
<dict>
<key>Wait</key>
<false/>
</dict>
<key>Sockets</key>
<dict>
<key>Listeners</key>
<dict>
<key>SockServiceName</key>
<string>svn</string>
</dict>
</dict>
<key>OnDemand</key>
<true/>
</dict>
</plist>
- 権限を変更する。(例:
sudo chown root:wheel /Library/LaunchDaemons/org.tigris.subversion.svnserve.plist)
- launchd daemon に読み込む。(例:
sudo launchctl load /Library/LaunchDaemons/org.tigris.subversion.svnserve.plist)
- launchd daemon を起動。(例:
sudo launchctl start org.tigris.subversion.svnserve)
子供が昼寝から起きたので Coda 側の設定は次回に。
Apple Magic Mouse は Mighty Mouse の最大の欠点である、使用頻度に比例してホイールに蓄積する埃等により動作しなくなるという問題を iPhone や Macbook Pro のトラックパッドの技術を応用し改善している。特に二本の指を使ったスワイプ動作は、従来のホイールでは再現することができないという点で画期的なものだ。ところが全てのアプリケーションに共通してその挙動は「戻る」と「進む」が設定されており、Safari とタブブラウジングを多用する身としては些か使い勝手が悪いので次の文献を参考に Snow Leopard を改造することにした。
How-to: Enable Expose and Spaces for the Magic Mouse
- MultiClutch 環境設定パネルをインストールする。(全てのユーザー用がオススメ)
- 最新の SIMBL プラグインをインストールする。
- My Tech Spot が公開している Multiclutch X64 SIMBL プラグインをダウンロード(記事に紹介されている直リンクと、最近更新された投稿へのリンク)し、
/Library/Application Support/SIMBL/Plugins に配置する。
- 手順1の MultiClutch プラグインを
/Library/InputManagers から削除する。
そもそもの MultiClutch 環境設定パネルというのは最新の Macbook Pro でお目見えした複雑なジェスチャーによる操作が可能なトラックパッド用のもので、それに加えて Snow Leopard に対応した SIMBL プラグインを利用することで Magic Mouse のジェスチャーを拡張している。
後は環境設定のその他カテゴリにある MultiClutch 環境設定から次の様に設定をした。
この部分はマックユーザーであれば直感的な設計であると思うので省略するが、気をつけることはタブ移動のショートカットをコマンド+シフトに加えて左右矢印キーではなく、”[" 及び "]” を割り当てることだ。これは、近年矢印キーはウェブアプリケーション等 JavaScript に割り当てられることが多いということに理由があり、元々は矢印キーが一般的な設計だったのだが Apple もそれに気が付いたらしく、恐らく移行期間となっているのか現在二通りの方法が示されており、その違いというのはウェブページ内のフォーム要素にフォーカスしている状態でタブ移動ができるかどうかにあるが、この辺りもお好みで、ということになる。
最後に MultiClutch への寄付もお忘れなく。Thanks Will!
デスクトップ環境から SMS を使う機会が少なからずある。しかし Snow Leopard にアップデート後、アドレスブックから番号の読み込みに先頭のゼロを付けてしまう問題がありうまく送る事ができなかったのだが、期待していたアップデートによって改善されていた。
Skype 2.8 for Mac hotfix公開 – Skype 日本語ブログ
未だ残されている日本語版独特の問題としては、日本語入力変換の決定に利用するリターンキーが改行と誤認することと、送信するためのボタンラベル名が「エモーティコン」になっていることだ。試しに英語環境にして起動してみると “Send SMS” となっていることから InfoPlist にある日本語が間違っている可能性の方が高い。これら二つの問題が相まって、最初に SMS を送信するまでどうすれば良いのか全く分からなかった。
リリースノートにも見つからなかったので国内の SMS 需要は低いことが伺えるし、企業資本的にも流動している中で是非頑張って直して欲しいと思う反面、どうせパケは上限まで達するし返信は携帯(iPhone)に戻ってくるのだから、メールや Twitter でやり取りした方が良いかな…という気持ちもある。SMS は消え行く技術なのかもしれないな。
